技能実習生の受入れならエヌ・ビー・シー協同組合

外国人のみなさん、日常生活に不安はありませんか?

2019年からスタートした特定技能。

その特定技能労働者を受け入れる際には、登録支援機関や受入企業が必ず生活に関するオリエンテーションをおこないます。

01 しっかり受けよう「生活オリエンテーション」

日本で働く特定技能労働者は、企業や監理団体などによる支援を受けながら仕事や生活をしていきますが、基本的に日本人従業員と同じように全て自己責任で対応していくことが求められます。

そういう背景もあって、企業で特定技能労働者を受け入れする際は、登録支援機関や受入企業が特定技能労働者に、必ず生活に関してのオリエンテーションを実施いたします。

オリエンテーションの内容はガイドブックなどで公表されておりますが、ここではその一部をご紹介していきます。

日本で生活する外国人のみなさん、この機会に再確認してみてはいかがでしょう。

01-01 日本の交通ルール

自動車・オートバイなどの乗り物を運転する場合は、ご存じの通り運転免許証の取得が必要です。

仕事や日常生活で、自動車の運転を希望する人は多いと思います。

母国の自動車免許証を取得されている方は、免許証の切り替え手続きをして運転しましょう。

切替手続きなどは、運転免許センターなどでご確認ください。

もちろん交通ルールは遵守して下さいね。

01-02 病院などの受診方法や緊急時の対応

外国人のみなさんは、住んでいる近くにどんな医療機関があるかご存知ですか?

意外と日本人でも分かっていない人が多くいたりします。

特に日本に来たばかりの外国籍の方にとっては、体調不良などで医療機関に行きたくても日本語がうまく話せない、どこに行けばいいのか分らないなど、様々な不安があるかと思います。

緊急時に対応できるように、自分の住んでいる近隣にどんな医療機関があるのか、事前に調査しておく事が大切です。

企業や登録支援機関からのサポートもあるでしょうが、基本的に本人の自己責任で行動する心構えが重要です。

01-03 ゴミ出しや騒音などの注意

日常生活を送る上で、ゴミ出しや騒音に関する問題は、自分だけに限らず近隣の方々にも大きく影響を及ぼす問題です。

日本では、市区町村によってゴミの分別方法が違います。

分別がしっかりできていないと、ゴミ収集をしない地域もあります。

騒音についても、日本では日が沈んでからは大声で騒がない、音楽なども大きな音で流さないなど、近隣住民に配慮すること社会通念としています。

そういった日本人の暗黙のルールを認識できていない場合、ゴミ出しや騒音などについて近隣からクレームをうけることがありますし、住居先のオーナーより退去命令が出されることもあります。

このような事態を避けるためにも、技能実習生や特定技能就労者を雇入れる企業は地域社会で生活する上でのルールをしっかり外国人労働者に説明する必要が大切ですし、外国人のみなさんも、日常生活のルールをしっかり把握することが必要です。

01-04 金融機関などの利用方法

技能実習生や特定技能労働者は、稼いだお金を母国に住む両親や家族に送金しているケースが大半ではないでしょうか。

しかし、昨今外国人の犯罪が急増しており、銀行口座などが犯罪に利用されることも多いようです。

そういった理由から、近年金融機関では口座開設のルールを厳格化しており、特に外国人の口座開設を不可としている金融機関も少なくありません。

外国人のみなさんが口座を開設する際は、就労する企業の協力を得て開設するようにしてください。

また企業担当者の方は、外国人就労者が帰国する際は、必ず銀行口座の解約手続きをするよう徹底してください。

01-05 公共機関などの乗り物の利用

住居と職場の距離が近ければ徒歩や自転車などで通勤することになるでしょうが、離れている場合はバスや電車などを利用しなければなりませんし、雨天など天候が悪い時は、タクシーなどを利用したいと思うのは当然のこと。

そんな時のために、公共機関の利用方法をしっかり把握・認識していることで、生活環境がグッと改善されます。

企業や監理団体・登録支援機関などのサポートを受けて、楽しい生活を過ごして下さい。

01-06 各市区町村への各種届出

住所の転入・転出があった場合は、市区町村へ届け出することが義務付けられています。

技能実習生などを受け入れる場合は、企業や監理団体が届け出をおこないます。

特定技能就労者の場合は、このような手続きも全て本人がやらなければなりません。

引っ越しなどをした時は、忘れずに各市区町村に届け出ましょう。

また、日本で結婚をして入籍する場合や出産の場合などにも届け出が必要になります。

どんな手続きが必要なのか、企業や登録支援機関のサポートを受けながら、少しずつ覚えていきましょう。

01-07 日本で生活するうえでの心構え

これまで述べたことは一部にしかすぎません。

例えば自動車を購入したいとき、外国人のみなさんからすると、どこでどんな手続きをすればよいか分かりませんよね。

購入して終わりではなく、自動車保険などにも加入しなければなりません。

自動車を所有・運転することは全てにおいて責任をもたなければならないのです。

そこもしっかり認識しましょう。

02 まとめ

日本には多くの外国籍の方々が居住されております。

総務省が発表した外国人人口は(住民基本台帳に基づく2020年1月1日現在の人口)、287万人で過去最高を記録したそうです。

外国人技能実習生や2019年4月からスタートした特定技能労働者、2023年3月で制度が終了する建設就労者など大勢の外国籍の方々が、日本で働き生活をしています。

技能実習生は日本での滞在期間が3年から5年と決まっているので、基本的に企業や監理団体のサポートを受けながら生活をしていきます。

しかし、特定技能労働者は学生から社会へと巣立つ新社会人と同じだけの認識を求められます

日常生活で求められる社会人としての責任をしっかり果たして、より良い日本での生活を過ごしてください。

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