【生活指導員必見】SNSの弊害から実習生を守る方法

SNSの弊害から実習生を守る方法

通信手段の進歩につれてわたしたちの生活も便利に変わりました。
人との待ち合わせで会えないということもなくなり、たくさんの連絡先の電話番号を覚える必要もなくなりました。

通信手段の進歩により携帯電話も普及し、連絡手段もメールやSMSサービス、そして現在はSNSによって、例えば遠く離れた日本にやってきた技能実習生であっても、お金や距離をあまり考えることなく母国の家族と連絡が取れるようになり、「リアルの距離」を感じさせないほど便利になりました。

しかしSNSの普及による弊害もあり、それは技能実習生にも影をおとしています。

01 SNSにひそむ弊害

以前は数万円を使って母国と電話でやり取りをしていた技能実習生も、SNSの普及により今では手軽に低額で母国と連絡がとれるようになり、非常に便利になりました。

しかし、「リアルの距離」がSNSによりグンと縮まったことで、「実際の距離感」がうまく掴めなくなりがちなのは、わたしたち日本人に限らず技能実習生も同様で、人によっては弊害がでることがあります。

01-01 弊害①同国出身者と知り合い羽目を外す

配属された実習先では日本のルールを守って節度ある生活を送っている技能実習生も、SNSで知り合った配属先以外の同国出身者と会うときは、人によっては急に緊張感が無くなってしまうことがあります。

日頃、配属先でコミュニケーションが足りないことで、ストレスをためてしまっていたことが原因のようで、お互いの寮を夜中に行き来したり、飲酒により周囲に迷惑をかけたり、男女関係のトラブルが発生することもあります。
また、単に同国出身ということだけで信用してしまい、金銭トラブルなどに巻き込まれることもあります。

01-02 弊害②他の企業との待遇を単純比較

SNSにより、日本中の技能実習生たちと繋がることができますので、他の企業との待遇の比較も容易にできます。
都市部と地方、都道府県の違いによる最低賃金の差を考えず、他の実習生の待遇と比較して不満をためてしまうことがあります。

最低賃金の差はあれど、物価水準などを考慮すれば問題ではないと理解していればいいのですが、単純比較して給料が安いということに不満を持ち、適切ではない値上げ交渉をおこなうことがあります。
またそのことで、実習先にたいして不信感をもつこともあります。

01-03 弊害③失踪コミュニティ・不法滞在者からの危険な誘い

最も危険なのが、犯罪への加担をもくろんで、技能実習生を甘い言葉で誘うコミュニティです。

もっと楽に稼げる仕事がある、もっと給料が増える、仲間もたくさんいるから楽しいなどと、甘い言葉を投げかけます。
失踪した先には犯罪組織の片棒を担いだり不法滞在者として不法就労させられるなどの悲しい未来が待っています。

02 SNSの弊害に陥る原因は

3つの事例はすべての実習生に当てはまることではありませんが、すべての実習生に可能性があります。
便利なSNSにより「人との距離感」を見誤ってしまうと、誰しもが陥る危険性があります。

この問題の大きな要因のひとつは、日頃からの「リアル」でのコミュニケーション不足です。
リアルのコミュニケーションが希薄なためにちょっとした相談をすることもできず、手軽にやりとりができるSNSの世界へ逃げ込んでしまう・・・これは技能実習生に限らず日本人でも同じことですが、母国を離れて日本にやってきた技能実習生であればなおさらです。

リアルの世界に頼れる人がいなければ、SNS上の甘言に思わず踊らされてしまうことがあるかもしれません。

02-01 SNSの弊害から技能実習生を守るには

SNSに潜む危険から技能実習生を守る方法として最も有効なのは、「リアルの生活」でのコミュニケーションをしっかりとることです。

日頃の実習の現場や食事の時に、しっかり気にかけて声をかけてあげるということ、実習の時だけでなく私生活やお休みの時の様子にも目を配りしっかり声をかけてあげることで、「SNSに逃げ込む」という危険性が低くなります。

特に生活指導員の方がしっかり声をかけて気にかけてあげることで、実習の現場だけでなく私生活の悩みなどの相談もしやすくなり、しっかり地に足の着いた生活が送れるようになるでしょう。

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「社内での人間関係が希薄になっている」といわれて久しいですが、これが認められるのは、生活の基盤が確立している日本人に限った話です。 家族と離れ、言葉も文化も違う日本で働く外国人技能実習生の場合は、実習の現場はもとより、業務時間外の生活サポートやメンタルサポートが必要不可欠です。
生活指導員を中心としておこなった実習生サポートの実例をあげながら、制度を成功に導く大切な「オキテ」をお伝えいたします。

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02-02 監理団体とも連携

言葉の違いによってコミュニケーションが足りないようであれば、監理団体と連携することも大切です。
生活指導員の方と監理団体職員が連携することで、さらに技能実習生との絆が強くなっていくことでしょう。

エヌ・ビー・シー協同組合でも、生活指導員の方が母国の家族に手紙を送られるということで、翻訳のお手伝いをしたこともありました。
生活指導員の方が日本での様子を母国の家族に伝えて安心してもらうことで、技能実習生もさらに実習に励むことができたと思います。

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03 まとめ

SNSの普及で便利になりましたが、使い方により危険なこともあります。
しっかり日頃からコミュニケーションをとって信頼関係を築くことで、SNS上の甘い罠を見破る目をもつことができるでしょう。

企業さまだけでなく監理団体ともしっかり連携をとり、技能実習の成功をめざしましょう。

エヌ・ビー・シー協同組合では、技能実習生とSNSをつかっての連絡や相談などもおこなっており、日頃からの細やかなコミュニケーションを心掛けています。
制度の運用、生活指導についてなど、気になる点などありましたらお気軽にお問い合わせください。

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