

「技能実習制度は技術の移管を目的とした国際貢献の制度である」ということは周知の事実ですが、来日した技能実習生は配属先企業と雇用契約を結び、日々行う実習には賃金が発生します。技能実習生も、母国でおこなっていた業務のさらなる技術向上を目指して日本にやってきますが、母国と日本との貨幣価値の違いにより、実習の対価としての賃金にも意味を感じています。対価としてだけでなく自分への評価と捉えれば、その数字に対してよりシビアに考えることでしょう。労基法の側面からの給与について、また有益な技能実習にするための給与設定など、ポイントを押さえてご説明しました。
