国別情報

「技能実習生はどのような国から来ているんだろう?」そんな疑問にお答えすべく、各国の国民性や、データに基づく各国ごとの技能実習生の増加率や失踪率など、幅広く「技能実習生の送り出し国」をご紹介します。国籍選びの際にはぜひご参考ください。

国別情報

1. 技能実習生はどんな国からくる?

1. 技能実習生はどんな国からくる?

「技能実習生」といえば、以前は中国を連想する方が多くいましたが、現在はベトナムが取って代わった形になっています。エヌ・ビー・シー協同組合でも、この数年で主な送り出し国は「中国」から「ベトナム」に変わっていき、2022年現在、支援している技能実習生の国籍はベトナムが半数以上を占めています。

順位 国名 実習生人数(割合)
1位 ベトナム 200,957名(57.6%)
2位 中国 54,284名(15.6%)
3位 インドネシア 30,268名(8.67%)
4位 フィリピン 26,920名(7.71%)
5位 ミャンマー 13,769名(3.95%)
6位 カンボジア 9,284名(2.66%)
7位 タイ 9,203名(2.64%)
8位 モンゴル 2,043名(0.59%)
9位 スリランカ 772名(0.22%)
10位 ラオス 442名(0.13%)
11位 ネパール 426名(0.12%)
12位 バングラデシュ 195名(0.06%)
12位 インド 195名(0.06%)
14位 ウズベキスタン 62名(0.02%)
15位 キルギス 50名(0.01%)
16位 ペル- 39名(0.01%)
17位 マレーシア 33名(0.01%)
18位 ブータン 18名(0.01%)
19位 パキスタン 4名(0.001%)

在留外国人統計(旧登録外国人統計)統計表より【団体監理型の技能実習(2021年6月現在)】

エヌ・ビー・シー協同組合では第1~7位のベトナム、中国、インドネシア、フィリピン、ミャンマー、カンボジア、タイといった7か国の受入支援が可能です。

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2. どのように国を決めるべきか?

2. どのように国を決めるべきか?

上の表の中には意外な国もあったかもしれません。さて、人によっては、すでにこれらの国にゆかりがあったり、知人の紹介があるといった場合があるかもしれません。ただ、導入前には様々な国を調べどのような特徴があるかを事前に把握した上で、国選びをされることをお勧めしております。理由としては、単なる思い込み・自社にもっと適した国があったといった受入後の後悔を避けるためです。それでは、各国の情報やポイントを、みていきましょう。

3. 7カ国のご紹介

3. 7カ国のご紹介

主にこちらでご紹介するのは、ベトナム、ミャンマー、インドネシア、タイ、フィリピン、カンボジア、中国の7ヶ国についてで、国を選ぶ要素となる【国民性】【宗教】【言語】【2010年~2020年の増加率】【20年度の失踪率(法務省公表)】をご紹介していきます。(なお、国民性については、当然ながら個人差があります。悪しからず、参考としてご確認ください。)

3-1. ベトナム

3-1. ベトナム
国民性 親日の割合が多い。素直。真面目。団結力がある。
宗教 無宗教73.2%、仏教12.2%、カトリック6.8%、カオダイ4.8%、プロテスタント1.5%、ホアハオ1.4%
言語 ベトナム語
2010年から2020年にかけての増加率 約26.8倍(7,922名→208,879名)
2020年度失踪率 約1.8%(3,741名/212,620名)

3-2. ミャンマー

3-2. ミャンマー
国民性 真面目。上下関係を重んじる。自己主張が少ない。
宗教 仏教87.9%、キリスト教6.2%、イスラム教4.3%、ヒンドゥー教0.5
言語 ビルマ語
2010年から2020年にかけての増加率 約99倍(141名→13,963名)
2020年度失踪率 約1.8%(250名/13,963名)

3-3. インドネシア

3-3. インドネシア
国民性 陽気、恥ずかしがり屋、寛容、人を大切にする、我慢強い
宗教 イスラム教87%、キリスト教9%、ヒンドゥー教2%
言語 インドネシア語、ジャワ語、スンダ語、マドゥラ語
2010年から2020年にかけての増加率 約6.5倍(5,343名→34,459名)
2020年度失踪率 約0.7%(240名/34,699名)

3-4. タイ

3-4. タイ
国民性 気さく、笑顔を絶やさない、細かいことを気にしない
宗教 仏教93%、イスラム教6%、キリスト教1.3%
言語 タイ語
2010年から2020年にかけての増加率 約5.9倍(1,832名→10,735名)
2020年度失踪率 約0.6%(62名/10,797名)
タイについて トムヤムクン・カオマンガイ・パッタイ等、食べ物が有名なタイ。「ほほえみの国」といわれている通り、気さくでありつつ、コミュニケーションが優れている国民性といえると思います。また、タイ人の傾向として、「自分たちのプライベートを大切にする。そのために仕事を頑張る。」といった考え方があり、趣味嗜好について聞くと、気軽に答えてくれる方は多いと思います。また、日本人と同様に、あまりストレートな言い方はしない特徴があります。そのため、相談したいことは、出来るだけ遠回しに伝えていくようなことも多いかもしれません。そういった国民性から、「仲間を大切にしつつ、協調性が重要視される」といった現場の場合は、適用しやすい国ともいえます。

3-5. フィリピン

3-5. フィリピン
国民性 人を大切にする。悪口を嫌う。時間に縛られない。
宗教 カトリック教83%、キリスト教10%、イスラム教5%
言語 フィリピノ語(タガログ語)、英語
2010年から2020年にかけての増加率 約5.7倍(5,600名→31,648名)
2020年度失踪率 約0.2%(48名/31,648名)
フィリピンについて 7,641の島々があるカトリック、その他のキリスト教が90%以上を占める国です。言語はフィリピノ語や英語が主流になっているものの、180以上の言語があり、島によっての言語・風習は異なっているともいえるでしょう。それが理由の一つかもしれませんが、他の文化を受入れる耐性は強いといえるでしょう。また、初めて会う方、あまり関わりのないような部署の方に対しても、抵抗なく話かけるといった積極性はあるといえます。また、おおらかな性格が多いためか、時間に関してもあまり厳密に管理しないときがあります。いわゆる「フィリピーノタイム」という感性はありますが、日本で働くうえでのルールを理解すれば、現場でも上手に溶け込むことはできるでしょう。

3-6. カンボジア

3-6. カンボジア
国民性 穏やか、協調性がある、感情を出さない、楽観主義
宗教 仏教97.9%、イスラム教1.1、キリスト教0.5%
言語 クメール語
2010年から2020年にかけての増加率 約46.8倍(213名→9,970名)
2020年度失踪率 約4.7%(494名/9,970名)
カンボジアについて 世界遺産アンコールワットが有名なカンボジア。最大の特徴としては、国民の平均年齢が約24歳と若く、”純粋さ”という意味で、実習の内容を受取りやすい方は多いと思います。その反面で、大まかすぎる説明や、やたら複雑な説明をしたときに、理解することが出来ない時もあるでしょう。また、大家族の生活が長いこと・上の方の意見や考え方を重んじることから、大人数での寮生活にも向いている傾向はあるといえます。また、感謝の気持ちを伝えるときに、手を合わせてから「オークン(ありがとう)」というところは、日本人の感性と近いといえるでしょう。

3-7. 中国

3-7. 中国
国民性 度量が大きい、素直、まじめ、責任感が強い、器用
宗教 無宗教52.2%、民族宗教21.9%、仏教18.2%、キリスト教5.1%
言語 中国語(方言は多数あり)
2010年から2020年にかけての増加率 約0.8倍(78,324名→63,741名)
2020年度失踪率 約1.5%(964名/64,705名)
中国について ご存知の通り、アジアの中でかなりの面積を持つ中国ですが、技能実習生として日本にくる方は、地方部出身の方がほとんどといえるでしょう。技能実習生として受入出来る国の中では、IQテストの結果も比較的高い傾向があります。国民性としては、自分を持っているといった軸があり、意見を言える方は多いといえます。他にも、機転がきくこと・視野が広いといった点でいえば、中国籍の技能実習生がいることで、いまよりも効率の良い業務の方法や簡素化する方法を、現場で案を出してくれる仲間になることもあるでしょう。そういう意味で、柔軟性のある思考力は、日本人よりも高いといえるかもしれませんね。

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4. 国を決定したあとは?

4. 国を決定したあとは?

送り出し国が決まれば、次はその国に対応している監理団体を選ぶことになります。監理団体によっては、ある特定の国からしか受入ができないケースもありますので注意が必要です。また、その監理団体が提携している現地の送り出し機関がどのような組織であるかも確認するとよいかもしれません。技能実習生が日本に入国する前の講習を管理しているため、しっかり日本語教育を行っているのか、技能実習生から不当に負担金を受け取っていないかなど、事前に監理団体に確認しておくとよいでしょう。

参考コンテンツ【ebook:国選びガイドブック】

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以前プレスリリースで配信させていただいた資料ですが、多くの企業様からダウンロードいただき、「参考になった!」「役にたった!」といったお声が寄せられました。ぜひお手元において、お役立てください。

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参照先:在留外国人統計(旧登録外国人統計)
技能実習生の失踪者数の推移(平成25年~令和3年上半期)
OTIT 監理団体検索

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