ベトナムについて

1. 送り出し国ベトナム

技能実習生の送り出し国としてすっかり身近になったベトナムを、改めて深堀りしてみましょう。

1-1. ~地理~

ベトナムの国土は面積が約329,241平方キロメートルで、日本の5分の4くらいの大きさです。

S字状に南北に細長い形で、南北で気候も風土も大きく違うという点は、日本によく似ているといえるかもしれません。

北部には首都ハノイがあり、ベトナムの政治・文化の中心地です。

ベトナムは非常に暖かい国ですが、北部は山岳地帯が多く、寒くなることもあります。

中部の中心都市はダナンです。

ダナンはリゾート地としても知られ、温暖な気候が特徴ですが、雨季にはベトナムで一番雨量が多いエリアとなります。

南部の中心都市はホーチミンです。

昔は「サイゴン」とよばれていましたが、現在は建国の父の名前を取り「ホーチミン」とよばれています。

気候は、湿気が多く日射量が豊富です。

1-2. ~人口~

2022年現在、ベトナムの総人口は約9,762万人で、日本の約5分の4です。

近年、ベトナムは労働生産人口比率が高い「人口ボーナス期」を迎えました。

労働人口の多さによって、ベトナムは経済発展を遂げてきました。

今後も人口は増え続け、2050年ごろには約1億1,000万人になるといわれています。

人口が増える一方、実は高齢者の割合が増えており、その要因は1988年に導入された「ふたりっ子政策」にあります。

当時、ベトナム政府は人口抑制と貧困解消のため、2人までの出産を奨励しました。

3人以上の出産でも厳しい罰則はありませんでしたが、想定以上に高齢化が進み、2017年にこの政策が撤廃されました。

高齢化社会がすぐそこまで迫っているベトナムでは、アジアの先進国とされる日本から多くのことを学ぶため、特に最近では「EPA」や「技能実習介護職」といった介護の分野に注目が集まっています。

1-3. ~言語~

ベトナムの公用語は「ベトナム語」です。

ベトナムは他民族国家ですが、総人口の87%を占めるキン族の母語が、公用語として採用されています。

ベトナム語は中国語の影響が大きく、漢字由来の言葉がたくさんあります。

例えば、「ありがとう」はベトナム語で「cảm ơn(カムオン)」ですが、漢字で書くと「感恩」と書きます。

また、漢字の音読みとベトナム語の発音が類似している言葉もあり、「古代」はベトナム語で「cổ đại(コーダイ)」です。

1-4. ~宗教~

ベトナムでは、多くが無宗教といわれていますが、仏教や儒教の教えは身近にあり、宗教観は日本と近しいものがあります。

仏教のほかには、フランス統治の影響からキリスト教や、ベトナム南部発祥のカオダイ教という新興宗教が少数存在します。

1-5. ~食べ物~

ベトナムの代表的な料理をご紹介します。

ベトナムの料理は、中国やフランスの影響をうけて独自の発展を遂げてきました。

フォー

フォー

出典:Wikipedia

ベトナムの国民食です。

日本のきしめんに似た、ライスヌードルです。

生春巻き

生春巻き CC 表示 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=3011492

出典:Wikipedia

日本でも馴染みのある揚げ春巻きとは異なり、もちっとした皮にエスニックな具材が入っています。

バインミー

バインミー CC 表示-継承 2.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=858975

出典:Wikipedia

フランスパンに、エスニックな食材・調味料が挟まった、ベトナム風サンドイッチです

1-6. ~平均収入~

ベトナム統計総局が発表した資料によりますと、2020年の月間平均所得は約2万1千円(※)です。

10年前の2010年と比較すると約3倍増えており、経済成長を実感できる数字となっています。

ただし、経済発展の恩恵をうけているのは主に都市部で、農村部との格差は約1.6倍あると言われています。

最近は、農村部から技能実習を志望する方も多いようですが、以上の格差が原因かもしれませんね。

2. ベトナム~国民性~

ベトナムは、国別の技能実習生の数が1位です。

2021年6月の最新情報で、日本にいるベトナム人技能実習生は202,365人です。

2010年は7,922人だったものが、2年後の2019年には202,365人と約25.5倍に増えました。

割合としても、57%と半数を超えており、「技能実習生といえばベトナム」というイメージがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

順位 国名 技能実習生総数
1位 ベトナム 202,365名(57.1%)
2位 中国 55,522名(15.7%)
3位 インドネシア 30,978名(8.7%)
4位 フィリピン 28,132名(7.9%)
5位 ミャンマー 13,967名(3.9%)

2-2. どのような国民性なの?

技能実習生を迎え入れるうえで、性格を知ることはとても大切です。

一人一人の細かい性格は違いますが、同じ時代・場所で育てば、ある程度の傾向や国民性が見えてきます。

ベトナムの国民性を知ることで、技能実習生の性格を理解しやすくなるかもしれませんね。

それでは、ベトナムの国民性を見ていきましょう。

【ベトナム人の国民性】

  • ①親日

  • ②素直

  • ③器用

  • ④真面目

  • ⑤団結力がある

  • ⑥楽観的

  • ⑦マイペース

  • ⑧陽気

ベトナムの方は、④団結力があると言われております。

家族や同族への帰属意識が強く、その価値観を大切にします。

日本国内でもベトナム人同士のコミュニティも多く形成されていて、お互いが助け合いながら生活を送っているようです。

企業への帰属意識も持ってもらえるよう、会社全体で技能実習生を歓迎することが大切です。

⑥楽観的で、⑦マイペースで、⑧陽気なことは、人間として付き合う上では良いかもしれませんが、仕事では注意が必要かもしれません。

重要性を理解していないと、いい加減な仕事をしてしまう可能性があります。

一方で、重要性を理解すれば、②素直に、③器用に仕事をこなしてくれることでしょう。

業務指示を出すときは、その意義や重要性まで伝えると良いかもしれませんね。

3. さらに深堀りベトナム

先述の通り、現在日本にいるベトナム人実習生は約2万人です。

ベトナムの総人口が約1億人ですので、500人に1人が日本在住の技能実習生、という計算になります。

過去に技能実習生を経験した人を含めると、その人数はもっと増えるでしょう。

技能実習生だけに関わらず、2021年6月の統計数によると、ベトナムは在留外国人の数が45万人で、中国に次いで2位となっています。

最近では地方自治体がベトナムの方と交流する場を設けるなど、日本とベトナムの結びつきはますます強くなっています。

こうしたことから、ベトナムからの受入れが安心できる、という企業様も多くいらっしゃいます。

一方、人数が多いことで、悪く目立ってしまう場合もあります。

これは、日本にきている人数が他の国と比べて多いため、仕方がないことかもしれませんが、“メディアの書き方”や“報道の仕方の内容”だけで「ベトナム人技能実習生」に対して、ネガティブな偏見を持たないようにしなければなりませんね。

3-1. ベトナムの技能実習生送り出し機関

送り出し機関の数は484機関とどの国よりも多く、国をあげて技能実習制度には積極的だといえるでしょう。

技能実習生は、この484ある送り出し機関の中から一つを選び、そこに入学金などのお金を支払って、日本語の勉強を始めます。

送り出し機関に払う金額は40~120万円といわれていますが、ほとんどの技能実習生はその金額を支払うために借金をします。

健全な送り出し機関であれば、正規の金額で技能実習生を日本へ送り出しますが、中には法外な金額を請求するところもあるようです。

技能実習生の負担が大きければ大きいほど、精神的に追い詰められ、失踪の危険性が高まるといわれています。

受入企業では、送り出し機関を選べない以上、健全な送り出し機関と提携している監理団体を選ばないといえるでしょう。

4. まとめ

ベトナムについてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

ベトナムと日本は、今後も深い関係を築いていくことでしょう。

その中で、ベトナム人技能実習生は大切な存在だといえます。技能実習生として、日本で学んだことを母国で活かすだけでなく、特定技能といった資格で活躍してもらうといった選択肢も増え、互いの国際協力によって日本とベトナムの「関係性を高めていける」と思われます。

これからも、ベトナム技能実習生の活躍には期待していきましょう。

最後になりますが、エヌ・ビー・シー協同組合では、ベトナム人の正規職員を揃えていることだけでなく、健全な送り出し機関のみと提携しています。

ベトナムからの技能実習生をご検討の際には、エヌ・ビー・シー協同組合にご相談ください。

5. 参考コンテンツ【書籍:技能実習 国選びガイド】

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