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【監理団体職員インタビュー】Web面接のメリットデメリット

【監理団体職員インタビュー】Web面接のメリットデメリット

今回は、エヌ・ビー・シー協同組合のベテランスタッフの方に、技能実習生の面接について話を聞きました。

以前は現地面接が当たり前でしたが、出入国の制限により面接の方法も変わり、今はWebをつかっての面接がほとんどとなっています。
制限が緩和されるにつれ現地での面接も再開されるでしょうが、以前にように安心して現地面接がおこなわれるようになるにはまだ少し時間がかかるかもしれません。

数多くの面接経験のあるスタッフに、Web面接の流れ、そしてWeb面接のメリット・デメリットを詳しく聞いてみましたので、ぜひご参考にしてみてください。

現地面接の現状について

みなさまもご存じの通り、世界的な感染症の流行により人の行き来が難しくなり、現地面接をおこなうということは非常に難しい現状となっています。

本来であれば現地に赴いて面接をおこなうことが、技能実習生の受入れをおこなう企業さまにとって一番よいと思いますが、いつ頃現地面接がおこなえるようになるのかはまだまだ不透明な状況です。

そういう現状ですので、Webをつかって面接をおこなうというのはひとつの選択肢となるのではないかなと考えています。

Web面接について

Web面接のメリット

Web面接のメリットは大きく分けて3つあります。

【監理団体職員インタビュー】Web面接のメリットデメリット

まず1つ目は、時間がかからないことです。
なかなか時間のとれない企業さまにとって、現地に赴くスケジュールをたてなくてもよいということは大きなメリットになります。

2つ目のメリットは、お金がかからないことです。
現地面接をするためには当然現地に赴くわけですから、ビザの申請にはじまり渡航費用や滞在費用など様々なコストがかかります。
それらがかからないこともやはり大きなメリットです。

3つ目は、感染リスクを避けることができるということです。
これに関しては言わずもがなですが、リスクを避ける意味でWeb面接には大きなメリットがあります。

Web面接のデメリット

【監理団体職員インタビュー】Web面接のメリットデメリット

Web面接でのデメリットも、大きくわけて3つあります。

1つ目は、技能実習生の候補者と直接会えないことです。
Web面接でも様々な質問をすることで推し量ることはできますが、候補者がどういった性格なのか、どのような仕草をするのかなど、直接目にすることで人となりをつかむことができますので、その点はデメリットになります。

2つ目は、候補者の家族と会えないということです。
現地面接では、面接をした後に合格した候補者の家族と面会します。
家族と会うことで、合格した候補者がどのような生活をしていたのか、家族とどのような生活をしているのか知ることができ候補者への理解も深まりますし、また家族も実習先の担当者と会うことで安心できます。
Web面接ではそういったことが分からないということで、デメリットであるといえます。

3つ目は、実習生の母国への理解が進みにくいということです。
現地面接に赴くことで、実際の現地の空気を感じることができ、文化や食事、宗教などへの理解が深まります。
異文化への理解が進むとともに、実習生への理解度も高まりますので、そういった体験ができないということもデメリットになりますね。

Web面接の流れ

Web面接の際は、エヌ・ビー・シー協同組合の事務所にお越しいただくようお願いしていますが、ご都合によっては企業さまの事務所でおこなうこともあります。
自社での開催を希望される場合は、面接場所の確保やインターネットの設備が必要となりますので、事前に組合担当者にご相談ください。

エヌ・ビー・シー協同組合は、7か国からの受入を支援しています。
面接の当日は、採用する国籍の母国語に対応したスタッフが参加いたします。
日本での生活が長い者や、日本語レベルが高いスタッフがおりますので、候補者への質問・回答の翻訳については、ご安心頂けると思います。

Web面接当日の流れ~事前説明

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採用面接が始まる前に、組合担当者が「面接の流れ」についてご説明し、事前に企業様からいただいた技能実習生の希望条件を確認しつつ、「IQテストの結果」や「体力テストの映像」をご覧いただきます。
なお、職種によって、事前に行うテストは異なっています。

補足としまして、現在は感染症の対策として候補者同士が接触するようなテストは行っておりませんので、開催可能なテストについては担当者にご確認ください。

Web面接当日の流れ~現地と接続

【監理団体職員インタビュー】Web面接のメリットデメリット

事前に行ったテスト結果を確認いただいたあと、ZOOMで現地のお送り出し機関とつなぎ、企業さまの希望条件・採用条件を送出し機関の担当者と確認します。
特に、技能実習生に伝えている募集条件と雇用契約書の内容に乖離がないか、候補生は条件を理解できているか、といったことをを改めて確認していきます。

確認が取れましたら、これから面接を行う候補者を呼び、企業のご担当者様の自己紹介や、会社概要の説明などを行っていただきます。

様々な事前確認が終わったあと、いよいよ候補生との面接に進みます。

Web面接当日の流れ~Web面接開始

採用人数によって、時間の関係からグループ面接を行う場合もありますが、時間が確保できるときは1人ずつの面接を行います。

よくある質問としては、「技能実習生になろうと思った動機」や「配属先で身につけたいこと」「家族構成」「趣味・特技」等がありますが、企業様が確認したいことや、質問してみたいことを聞いていただいて構いません。

もし、どのような質問をすれば良いのかわからない場合でも心配せずに、こちらで事前に用意した質問項目を参考にし、ご質問いただければと思います。

全員の面接が終わると、10分~15分程度の休憩をとりつつ、採点を行っていきます。
もし採用者選びで迷っている場合は、もう一度面接することも可能です。

Web面接当日の流れ~合格発表

【監理団体職員インタビュー】Web面接のメリットデメリット

採用者が決定した後、結果を発表します。
合格者にとっては人生が大きく変わるかもしれない瞬間になりますし、企業さまにとっても新しい仲間が決まったうれしい瞬間でもあります。

合格を祝福した後、今後の入国の流れや注意事項について説明します。
また、「日本語の勉強をしっかり頑張るように!!」としっかり指導いたします。

業務で忙しい中インタビューに答えていただきありがとうございました。
入国制限が緩和されたとはいえ、以前のように現地面接が行われるにはまだ少し先になるかもしれません。

現在、エヌ・ビー・シー協同組合では連日Webを活用した面接を行っており、画面を通して合格者の喜びの声が届いています。
Web面接についてご不安をお持ちの担当者の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

【お役立ち情報:ポイントチェックWeb面接】

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